街に力を、人につながりを。

不動産ディベロッパー ブランディング実績14
Project

革新的プロジェクトの数々が、企業ブランドになる。

新しいアイデアをかたちにしている「ba project」を企業のブランドとして広く伝えることが今回のミッション。武藤CEOとさまざまな角度からディスカッションを重ねた結果、同社は「最も大塚の街をよく知る企業のひとつである」ことを強みとして打ち出すことを提案。「街の歴史を知る我々の仕事は、常に街への愛がベースにある。」と話すCEOの言葉こそがプロジェクトの要だと考え、クリエイティブにも反映させていきました。

Client Information

山口不動産株式会社

東京・大塚の街で不動産業を代々営む山口不動産株式会社。CEOに就任した武藤浩司氏が立ち上げた「ba project」は、星野リゾートの都市型ホテルを誘致したことで大きな話題となりました。武藤氏、そして「ba project」の根底にあるのは、かつて東京随一の花街としても知られた大塚に、にぎわいを取り戻すこと。その熱い思いに共感する多くの人や企業を巻き込みながら、大塚の街の革新を進めています。

Brand Concept

街に力を、人につながりを。

街と人は力を与えあい、つながりながら活気を生み出します。山口不動産が描く「ba project」により、活気あふれる大塚の街のビジョンを、ブランドコンセプトとして打ち出しました。

Shooting Direction

山口不動産の魅力を余すことなく撮影する。

「ba project」のひとつである、東京大塚のれん街を撮影。古くは三業地であった大塚の街のにぎわいを再現するために、街の面影を残して計画された飲食店街です。「人が集まり、にぎわう」夕方〜夜の時間帯に撮影し、店や街が明るく輝きはじめる瞬間を写真に切り取りました。その他、自社ブランド「eight days dining」や「本社オフィス」など、山口不動産の魅力を余すことなく撮影しました。

Illustration

大塚の歴史を描写する。

クリエイティブの核として、大塚の歴史を描写したイラスト制作を提案。同社に保存されていた当時の写真や資料をもとに、街のイラストを数多く描かれている作家の方に描きおこしを依頼しました。「ba project」が大塚の街への愛をもとに計画されていることを表現していきます。

Corporate Website

プロジェクトを前面に打ち出すWebサイト。

「企業よりもプロジェクト内容を前面に出して伝えたい」という意向をふまえ、Webデザインを構成。ロゴの黒を基調に「上質な場を提供する本物志向」を連想させるデザインに仕上げています。代表紹介ページはいわゆる「ごあいさつ」ではなく、武藤CEOの思いを自身の言葉でしっかりと語っていただくインタビューページとしました。

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Company Brochure

会社案内パンフレットで「大塚への愛」を伝える。

「街を変える事業は、特に昔からその街に住む方々より反発が生じることもある」という武藤CEOの話を伺い、山口不動産が根底に持つ「大塚への愛」を会社案内パンフレットで表現し、理解を促していくべきであると考えました。「街の記憶は、資産だと思う。」というキャッチコピーを立て、大塚の歴史を知る同社だからこそ、街の進化を担えることを訴求。各プロジェクトについてもページを設け、ひとつ一つ丁寧に紹介しました。