家のように。家よりも。

老人ホーム ブランディング実績38
Project

家のように。家よりも。

他社との差別化を図りたい。そんなご相談を受け、東京・福岡にて4施設を運営する介護付有料老人ホーム「フェリオ」のリブランディング・プロジェクトがスタートしました。キックオフ当初、ご担当者をはじめとしたプロジェクトメンバーのみなさまより、「基本的なサービスはしっかりとやっているが大きな特徴はない」と伝えられていましたが、ヒアリングや施設見学を重ねるうちにフェリオの特徴は「徹底してご利用者の視点に立つこと」つまり「家で暮らしているようにご入居者が暮らせる介護の実施」だということが浮かび上がりました。さらにそれは、スタッフにとっても理想の介護を追求できる環境。そこで、「我が家のようなホーム」というイメージを確立させるタグライン「家のように。家よりも。」を開発。新たなコンセプトを掲げたフェリオが今、リ・スタートします。

Client Information

株式会社LIXIL シニアライフカンパニー|介護付有料老人ホームFelio

住まいと暮らしのトップ5ブランドが合併した株式会社LIXILの運営するシニア事業部門。総合住生活企業としての企業力を活かし、介護付有料老人ホーム「フェリオ」や住宅型有料老人ホーム「レジアス」の運営を行っています。

Brand Concept

家のように。家よりも。

たとえば、いつもと同じ窓から庭を眺めること。
いつもと同じように食事をすること。
毎日が変わらず、穏やかに流れていくこと。

なんでもない日常の幸せに気がつくのは
一生懸命いきてきたからこそ、なのかもしれません。

フェリオは、人生を振り返りながら、
ゆったりと日常を過ごす場所です。

誰にとってもかけがえのない一日を、ていねいに生きる。
そこに、プロとしてお手伝いをさせていただく私たちがいます。

あたりまえのように挨拶や会話を交わすときも、
私たちは、介護のプロとしての視点でご入居者を見ています。
「いつもと違う」に、少しでも早く気がつくために。

家のように安心して、家よりも心地よく。
それが、フェリオで暮らすということ。

「ここで暮らせてしあわせだった」と
ひとりでも多くの方が、心から思えるように。

家のように。家よりも。

Logo

ご入居者お一人おひとりの「我が家」

ブランドコンセプト「家のように。家よりも。」を具現化したロゴデザインは、ご入居者一人ひとりの個性が集まり、家を構成する様を表現。一つひとつを落ち着いた色合いとすることで、自分のリズムで生きられる穏やかな暮らしを伝えていきます。

Shooting Direction

日常のワンシーンを一つひとつ丁寧に。

ブランドコンセプト「家のように。家よりも。」の具現化に向け、ご入居者様と介護士のコミュニケーションシーンを撮影。スタッフの質の高さが伝わるよう、やわらかな雰囲気の写真で表現しています。その他、清潔感のある施設、充実した設備などを余すことなく撮影し、今後のデザイン制作に備えました。

Concept Book

ていねいな暮らし。

ご入居者が我が家で暮らすように安心して暮らすこと、当たり前の毎日が穏やかに続くことを「ていねいな暮らし」と定義。それが可能になるのがフェリオの「プロとしての介護」であることをメッセージしました。ご入居者やそのご家族にフェリオの思いを伝えるのはもちろん、インナーモチベーションの向上に寄与するツールとなることを狙いました。

Facility Brochure

各施設の特徴を、もれなくお伝えする。

コンセプトブックとは別に、機能や設備を紹介する施設案内パンフレットを制作。フェリオ4施設それぞれにあるユニークな特長を紹介するほか、ホームマネージャーへのインタビューを行い「介護について」のコラムを掲載しました。「ご入居者の視点から生まれた介護」を大切にするフェリオの姿勢を伝えていきます。

Company Brochure

信頼と安心をお伝えする。

会社案内パンフレットの訴求対象者は、フェリオの運営法人をご存知ない、入居検討中のお客様。ていねいな介護に加え、信頼ある法人が運営する施設であることをお伝えすることで、安心してご入居頂けることを伝えていきます。

Website

ここにしかない暮らしを、隅々までお伝えする。

フェリオの想いがサイト全体からしっかりと伝わるよう、オリジナルで開発したメッセージと写真をふんだんに使用したWebサイトを制作。ブランドコンセプトの発信はもちろん、ていねいな介護・看護体制、日々の健康をつくる食事、多彩なアクティビティなど、ここにしかないフェリオの暮らしを隅々までお伝えしていきます。

  • Desktop
  • Smart Phone

Facade Design

新ブランドの浸透と継承を図る。

リブランディング・プロジェクトで新たにリニューアルされたロゴマークを、各施設のサインボードや車両ステッカーなどにも反映。隅々までフェリオブランドを統一することで、新ブランドの浸透から、コンセプトの継承を図ります。