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求職者の心を掴む「採用案内 制作の秘訣」
求職者の心を掴む「採用案内 制作の秘訣」
求職者の心を掴む採用戦略・企画立案・デザイン制作の秘訣を伝授します。
採用活動と定着率に多大な影響を及ぼす採用案内
採用案内は、人材獲得の成否に関わる重要な役割を果たし、応募数の増加や内定辞退者の減少、離職率の低下など採用活動と定着率に多大な影響を及ぼします。新卒採用は企業に新しい風と活力をもたらし、実力を備えた中途採用は即戦力として企業を大きく躍進させる企業の宝です。多くの企業から内定を得る、有能な人材の興味を惹く採用案内を作成するには確かな採用戦略が必要不可欠です。
採用案内作成 3つのポイント

採用案内を作成するにあたっては、まず企業が目指す方向性や存在意義を示す「企業ビジョン」を明確にし、求職者に共感と信頼を持ってもらうことが重要です。加えて、企業がどのような事業領域で価値を創出し、どの市場で勝負しているのかといった「戦略ドメイン」を具体的に明示することで、企業の事業戦略や将来性への理解を促すことができます。さらに、社員の声やキャリアパス、働く環境や制度など、求職者の入社意欲を高める「モチベーションコンテンツ」を充実させることで、企業とのマッチング精度を高め、採用効果の最大化につなげることができます。
1.企業ビジョンを明確化する
企業のビジョンとは、自社の将来あるべき姿を明確化し、社内外に企業の長期的方向性として表明するものであり、経営理念に基づく経営目標と経営方針によって表わされます。求職者に「夢を描ける企業」であることを訴求するためには、経営理念や経営目標の標榜、代表者や事業部門長からのメッセージなどによって企業体としてのベクトルを明確化する必要があります。
2.戦略ドメインを明示する
戦略ドメインとは、長期的な企業の方向性であるビジョンを達成するため、自社が優位性を築く事業領域を指します。企業の倒産やリストラなどが求職者にとって身近な問題となっている昨今、市場環境が激変する中にあっても安心して働ける企業であることを明示する必要があります。標的市場の将来性や市場におけるポジショニング、顧客ニーズを満たす独自能力についての情報開示やストロングポイントの訴求などにより、「安心して働ける企業」である論拠を力強く明示する必要があります。
3.モチベーションコンテンツの充足を図る
モチベーションとは「行動に繋がる動機」を指し「人の役に立ちたい」「能力を高めたい」「面白い仕事がしたい」などがモチベーションに該当します。上昇思考の高い人ほど給与や福利厚生などの待遇面よりも、モチベーション要素を重視する傾向が強いため、優秀な人材の確保にはモチベーション・コンテンツの充足が欠かせません。
採用案内作成時におけるモチベーション・コンテンツは、社会的価値(社会貢献)を伝える企業ビジョンの明確化や活気溢れる社風、能力研鑽に適した教育体系、共に成長出来る仲間たちなど、豊富なコンテンツとビジュアル訴求によって「自己実現できる企業」であることを訴求する必要があります。
採用案内作成 5つのソリューション

採用案内作成におけるソリューションとして、まずは企業の採用方針に基づいた「採用戦略」と、訴求すべき内容や表現方法を定める「企画戦略」を策定します。次に、採用案内制作全体の流れを管理するために「制作スケジュール」を立案し、それに基づいて着実に実行へと移行します。企画内容を具体的な形に落とし込むためには、「デザイン提案」を通じて表現の方向性を明確にし、視覚的な訴求力を高めます。
さらに、社員インタビューやコンテンツに必要な「コピーライティング」を実施することで、企業の魅力を言葉で的確に伝えることが可能となります。加えて、「就業風景」や「社員ポートレート」撮影を行い、職場のリアルな雰囲気を視覚的に表現することで、求職者の理解と共感をより深める採用案内を実現します。
1.採用戦略と企画戦略の策定
採用案内の作成は、キックオフミーティングにおいて、主なターゲット(新卒・中途)及び採用職種を確認後、事業ドメインに合せた企画立案を行います。業界特徴の把握から自社優位性を直感的に感じることのできる企画を具現化し、他社との差異を明確化。採用案内によるアピールで、有能な人材にリーチしていきます。
2.制作スケジュールの策定から実行へ
他社が採用ツールを用い新卒学生へのプロモーションを開始する時期に遅れることなく、採用案内の作成を進めることが、新卒採用を成功へと導く第一歩です。
また、他社に先駆けたプロモーションが有能な人材確保につながることからも、採用案内の作成は、確かな採用戦略に基づいた緻密な制作スケジュールの策定が不可欠です。
3.企画の具現化・デザイン提案
キックオフミーティングで策定した制作コンセプト及び企画内容を、経験豊富なアカウントプランナー、ディレクター、デザイナー、コピーライターなどから成る制作チームを編成して具現化しデザイン提案を行います。採用案内は、会社案内やホームページ同様、企画内容・文章構成・写真クオリティを含むデザイン性から"企業の質"が判断される最重要ツールだけに妥協は許されません。
パドルデザインカンパニーでは、経験豊富なディレクターを筆頭に、コピーライター、デザイナー、カメラマン等の採用案内制作チームが企画策定のために十二分な議論を重ね、貴社オリジナルの採用戦略をもって、ワンランク上の採用案内へと仕上げていきます。
4.インタビュー・コピーライティングの実施
重要なのは、求職者に向けて発信するコピー(文字伝達)です。コピーは求職者の興味を誘引刺激し、共感を生みだして自社の魅力を具体的に伝える最も効果的な手段であり、応募数と求職者の質はコピー次第で大きく変わると言っても過言ではありません。
パドルデザインカンパニーの提案する採用案内作成では、貴社の求める人物像を明確化し、魅力を伝え、求職者の心にリーチするコピーライティングを、お客様への取材によって提供致します。
5.就業風景やポートレートの撮影
使途が明確に限定された採用案内では、求職者が気になる情報にフォーカスした情報提供から興味を誘引し、応募数の増加や内定辞退者の減少、離職率の低下へとつなげていきます。人材獲得の成否を分ける「論理(文字)だけでは伝えきれない情緒的な魅力(ビジュアル)をいかにして伝えるか」は、写真の質次第と言っても過言ではありません。
差別化された採用案内で求職者にアピールする。

他社に遅れることなく、差別化された採用案内によって求職者にアピールすることが、人材採用成功の秘訣です。
厚生労働省の調査によると、2015年度の大学・短大卒業見込み総数は約61.9万人、内就職希望者は約48万人となっており、高専・専修卒生の就職希望者約22.1万人と合せると就職希望者は約70.1万人となります。それに対し、有能な新卒学生の採用を求める定期採用企業は1万社以上と言われており、人材市場はかつてない売手市場だと言えます。
このことからも、採用活動成功の秘訣の第一歩は、他社に遅れることなく、差別化された採用案内によって求職者にアピールすることに他なりません。自社独自性を伝える採用ブランディングはもちろんのこと、採用案内パンフレット、採用案内サイト、採用案内動画、採用案内イベントなど、求職者の心に響き、心を動かす採用案内の制作を、私たちパドルデザインカンパニーにご相談ください。
ブランディングチーム
パドルデザインカンパニーには、プロジェクト全体を統括するプロデューサーやブランディングディレクターをはじめ、コピーライター、エディトリアルライター、アートディレクター、ブランドデザイナー、Webデザイナー、映像ディレクターなどが在籍し、プロジェクト毎に最適なチーム編成を行うことで採用ツールを最適解へと導いていきます。
記事制作/プロデューサー
ご相談や採用課題を受け、実施プランの策定やプロジェクトの大まかなスケジュールなどを策定します。また、プロジェクトのゴール設定やマーケティング環境分析、市場分析などを行い、市場で勝ち抜く採用戦略提案などを行います。
Producer
CEO 豊田 善治
東京のブランディング会社

パドルデザインカンパニーは、5職種で編成されたブランディングカンパニー。採用コンサルティングとデザイン会社の両側面を持ち合わせ、クライアントの採用課題に実直に向き合います。南青山に構える本社を主な拠点に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3件を中心に、北海道から沖縄まで全国対応可能です。